蜂の駆除は基本、夜に行います。蜂は、昼間に働き、日が暮れると巣に戻るため、夜に作業をすることで、巣の蜂のほとんどを駆除することができます。
逆に、昼間の駆除は、外に働きに出ている蜂が、帰ってきてしまい、危険もあるため、お勧めしません。
また、夜の作業でも、注意点があります。
- 夜行性の蜂もいる!
- 光を当ててしまうと、蜂は光に向かって飛んでいき、攻撃します!
蜂は、暗くて寒い夜は苦手です!
蜂は、基本、昼に働きます。夜になると、巣に戻り、見張り役以外は、巣で休んでいます。
これには、蜂の習性が関係しており、「暗いところでは、目が見えない」、「寒さに弱い」という2点です。
蜂は、モノクロの世界が見えているといわれています。そのため、暗くなると何も見えなくなり、仕事が出来ないため巣に帰ります。また、寒さに弱い蜂は、日が暮れ冷えた夕方以降は外に出たがりません。
夜行性の蜂【モンスズメバチ】
夜行性の蜂もいます!それは、モンスズメバチです。
モンスズメバチは2~3㎝ほどの蜂で、攻撃性も高く、毒針も持っています。他のスズメバチに比べると毒性は低いですが、十分危険な蜂です。主に、セミを捕食するため、セミの多い夏場は比較的よく見る蜂となります。また、モンスズメバチは、狭く、閉鎖的な場所に巣を作るため、巣が大きくなってしまってから気づくことが多いです。そうなると、蜂数も多いため危険性は増します!
そして、最大の特徴である「夜でも活動する」とういう習性です。モンスズメバチは、日没後、数時間は活動することができます。夜にスズメバチが飛んでいるのを発見したら、モンスズメバチの巣が近くにあるかもしれません。
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【光に反応します】おとなしい夜の蜂でも刺激厳禁!
夜になると、蜂もおとなしくなります。
「おとないしい夜の間に、ライトを持ってハチの巣でもみてくるか~」
、、、これ、危険です!
おとなしい夜の蜂でも、刺激されれば興奮状態となり、見張り蜂を筆頭に攻撃してきます!特に、暗いところに、ライトで巣を照らそうものなら、蜂は驚いてライトにむかって飛んできます。巣に光を当てるのは避けてください!
まとめ
駆除依頼をいただき、夜に作業をするとお伝えすると、巣の状況を確認してくださろうとするお客様もいらっしゃいます。
現場に向かう前に状況が知れることは大変ありがたいことですが、第一に、お客様の安全のために駆除を行います。駆除のために刺されてしまっては、元も子もありません。
巣を見つけたら、駆除業者が、安全な装備で向かい、その場で迅速な対応をします。
くれぐれも、巣に近づかないようにお願いします!
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