「庭に蜂が!」「洗濯物に蜂が!」なんて経験ありませんか?
暖かい季節になると蜂は活発化します。
家でできるハチ対策として、虫除けスプレーは万全とは言えません。
スプレーの成分によっては、蜂が寄りにくくなりますが、蜂が攻撃態勢であった際は、多少の嫌な臭いなど気にも留めず、攻撃しに来る可能性があります。
今回は、ホームセンターで買える緊急時の蜂対策をご紹介します!
蜂は市販の虫除けスプレーでは危険!油断しないで!
夏に大活躍の虫除けスプレー。
市販の物のほとんどは蚊やブユなどの血を吸う虫に対する効果を期待して作られています。
蜂は血を吸う虫ではないので、効果は期待できません。
スプレーの成分によっては、蜂が寄りにくくなります。
しかし、蜂が攻撃態勢であった際は、多少の嫌な臭いなど気にも留めず、攻撃しに来る可能性があります。
蜂を見かけたら、虫除けスプレーがあるからと油断せず、刺激しないように距離を取りましょう。
殺虫剤なんてもってのほか!刺激厳禁!
「スプレーで蜂除けできないなら撃退してやる!」「殺虫剤でどうだ!」
これだけは絶対やめてください。
実は私自身、市販のゴキブリ用殺虫剤で蜂を撃退した経験があります。
その際は、網戸と窓の間に蜂が挟まっており蜂がこちらに攻撃して来ることができない状態でした。
無事、駆除することに成功したので成分上の効果はあるようです。
しかし!殺虫剤を振った際、蜂がこちらに飛んで来る可能性があったなら、、、
考えるだけで古傷が痛みます。
特にスズメバチは凶暴性が高く、殺虫剤が効くまでのわずかな時間で文字通り「死に物狂い」で攻撃してくる可能性があります。
蜂を刺激するような行動は。極力、控えて下さい。
洗濯物の蜂除けには「ハッカ油」
洗濯物に蜂が寄る原因は、洗剤や柔軟剤の香りです。
蜂は、甘い香りに引き寄せられて飛んでいきます。
ここで、対策として登場するのが、「ハッカ油」です。
蜂はハッカの香りが嫌いで、寄りにくくなります。
洗濯の際にハッカを数滴入れるだけで効果を期待できます。
また、ハッカ油を使ってハッカ水を作り、蜂が来ていた場所に撒いておく置くことで蜂除けにもなります。ハッカ水をスプレー容器に入れて吹きかける方法もありますが、すぐに薄れてしまうので、スポンジ等にハッカ水を含ませて置いておくのをお勧めします。
ハッカ水は、水100mlにハッカ油30滴の割合で十分、効果が期待できます。
うろうろ蜂には「木酢液(もくさくえき)」
蜂は火と煙が嫌いです。そこで「木酢液」です!
「木酢液」、、、一般家庭では馴染みのないものでしょう。
簡単に言うと、木酢液は炭を燃やす際に出る煙を液体状にしたものです。「煙を液体になんてできるのか!?」と驚きを隠せませんが、それはさておき、火と煙が嫌いな蜂に煙からできている木酢液が効かないわけがないのです!
使い方はハッカ油同様、水で薄めます。
ペットボトル等の容器に入れ置いておけば効果を期待できます。割合は木酢液の種類によって変わるので、様子を見ながら使ってみて下さい。
効果は期待できる木酢ですが、木酢液は独特な臭いがします。
人によっては嫌な臭いだと感じるでしょう。私自身も、木酢液の臭いは好みではありません。
洗濯物に臭いがついてしまう可能性もあります。使用の際は、近隣の方への配慮も必要です。
まとめ
「庭に蜂が!」「洗濯物に蜂が!」そんな時は、
1.虫よけスプレーを信じてはダメ!
2.刺激してはダメ!逃げるが勝ち。
3.嫌な臭いで追っ払え!蜂がいなくなってから対策を取りましょう。
蜂の巣を発見したり、蜂が大群で飛んで来る際は、決してご自身で駆除は行わないでくださ
い。屋内に蜂が侵入できないように注意し、早急に蜂駆除業者にご連絡ください。