スズメバチに刺されたらすぐに洗い流し、毒が体内に回るのを遅らせてください。
恐らく激痛が走り患部は腫れ、痛むはずです。
さらに蜂毒アレルギー(アナフィラキシーショック)を発症してしまうと命の危険もあります。
スズメバチの毒はタンパク質ですので水に溶けます。
身体に回らないように、患部から毒をつまみ出してやる必要があります。
とはいえ、体に異変を感じたらすぐに病院に向かうのは鉄則です。
(不安な方は病院に行くのが一番です。)
今回は家庭でもできる、スズメバチに刺された際の対処法をご紹介します。
アナフィラキシーショックはアレルギー症状。個人差有り!
アナフィラキシーショックはアレルギー症状です。
二回目以降に刺された人に発症することが多いです。
蜂毒に対して、体内で過剰な反応を引き起こし、症状がひどい時は、嘔吐、頭痛、目まいなどがみられ、最悪の場合、死に至ることまあります。
アナフィラキシーショックは、刺されてから15分以内で症状を引き起こします。
登山中など、救急車がすぐには来れない場合もあるので、蜂に刺された経験のある方は、異変を感じたらすぐに病院へ行くことをお勧めします。
ピンセットで毒針除去!
まず、刺された毒のフェロモンに引き寄せられ、多数の蜂が襲ってくる可能性もあります。
すぐにその場から立ち去ってから、応急処置をしてください。
刺された患部に毒針が残っている可能性があります。ピンセット等で毒針を抜き取って下さい。
すぐに洗って下さい!少しでも毒を体外へ。
蜂毒はタンパク質ですので、水に溶けます。
蜂に刺された際は、患部から毒をできるだけつまみ出し、大量の水で洗って下さい。
少しでも毒を体外へ出しましょう。
毒の周りを遅らせる行動も必要です。患部を心臓より高い位置に置きましょう。
患部を冷やすことで、腫れ、痛みを多少緩和することもできます。
蜂毒にアンモニアが効くのは嘘!
蜂刺されにはアンモニアをかけるといい!という話聞いたことありませんか?
実は全くの嘘!です。
先ほども上げましたが、蜂毒はタンパク質ですので、アンモニアでは分解されません。
まとめ
蜂にさされた経験のある人は、アナフィラキシーに注意してください!すぐに対処をしないと手遅れになってしまいます。
ご自身でできる限りの対処をとるのは重要ですが一番は病院に行くことです。
痛みが続く場合、不安な場合は、必ずお医者さんに相談してください。
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